【UE5】Wind Directional Source を使ってクロスを揺らす

『風』を起こす方法の1つとして、Wind Directional Source Component を使う方法があります。
このコンポーネントは、Cloth や Speed Tree に影響を与える風を作ることができて、大分昔に Unreal Engine に追加されました。

UE5 になり Chaos Cloth になった今も UE4 の頃と機能は変わっていませんが、使い方やパラメータを紹介していきます。


使い方は Wind Directional Source をレベル上に追加、もしくはコンポーネントをアクターに追加するだけです。
UE4 とはアイコンが変わっていますが機能は同じです。


風はレベル上のどこにいても影響するか、範囲内のアクターにだけ影響するかパラメータを設定することで制御することができます。


パラメータ名 概要
Strength 風の力。
Speed 風の速度。
Min Gust Amount 突風の力の最小係数。
Max Gust Amount 突風の力の最大係数。
Radius Point Wind が有効の場合に参照される半径の値。
Point Wind 有効の場合、範囲内のアクターにのみ影響を与えます。

無効の場合、風の方向はコンポーネントの Rotation に依存します。
有効の場合、風の方向はコンポーネントからの相対方向になります。また、距離が遠くなるほど風の力も弱くなります。






UE Version : 5.0.1-19764885