【UE5】Niagara Emitter のバージョン管理機能を活用する

UE5.1 から Niagara Emitter のアセット内でバージョン管理できる機能が追加されました。
いわゆる Git や Perforce といったバージョン管理とは別でアセット内で独立したバージョンを管理できます。

1.エミッターの作成

Niagara Emitter を作成します。
複数の Niagara Emitter を内包できる Niagara System ではバージョンの追加はできませんのでご注意ください。

2.バージョン管理を有効化

エディター上部の [Versioning] から有効化します。

有効化するとバージョン管理用ウィンドウが表示され、その時点の Emitter が ver.1.0 となります。



3.バージョンの追加

[Add Version] からバージョンを追加できます。追加する際にメジャーバージョンかマイナーバージョンを選択できます。

 

4.バージョンの切り替え

以下のようにバージョンを追加しました。

ver.1.0 デフォルト
ver.2.0 カラーの変更
ver.3.0 動きを追加

各バージョンは [Versioning] ボタン横のプルダウンメニューから切り替え可能です。

また、Niagara System では配置した Niagara Emitter にバージョン切り替え用ボタンが追加され、そこから切り替えることができます。




UE Version : 5.2.0