【UE4】VXGI導入手順

VXGIとは

VXGI(Voxel Global Illumintaion)はNVIDIAが提供しているリアルタイムレンダラーでボクセルベースのライティングを実装するために使用できるフレームワークです。

ボクセル上に分割した空間を、直接照明だけでなく間接照明も入れた光の回り込みを表現できるGI(グローバルイルミネーション、大域照明)を使ってライティングできる。

VXGI 自体は 4.12 の頃から Git Hub でUE4のプロジェクトが公開されていましたが今回 VXGI のバージョンが 2.0 になって機能が増えたらしいので使ってみました。


導入手順

1.VXGI対応エンジンダウンロード

Git Hub からダウンロード可能です。
https://github.com/NvPhysX/UnrealEngine/tree/VXGI2-4.19


2.セットアップ

ダウンロードした "UnrealEngine-VXGI2-4.◯◯" ディレクトリの Setup.bat を実行します。
セットアップが完了したら同ディレクトリの GenerateProjectFiles.bat を実行し、UE4.sln を作成します。

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・ドキュメント

ダウンロードした "UnrealEngine-VXGI2-4.◯◯" ディレクトリの "UE4_VXGI_Overview.pdf" から確認することができます。

また、↓ のNVIDIAのスライドにVXGIの仕組みが解説されています。
http://on-demand.gputechconf.com/siggraph/2014/presentation/SG4114-Practical-Real-Time-Voxel-Based-Global-Illumination-Current-GPUs.pdf


・機能

PostProcessVolume に VXGI の項目が追加されているので各項目の Enable 項目を有効にすることで使用することが可能です。

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Viewport の View Mode に VXGI 用の項目が追加されています。VXGI でのボクセル情報を確認することができます。

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専用のコンソールコマンドも用意されています。

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