integer や float の値をブループリント上でText型に変換する際に他の型では無い少し大きめの変換ノードが出ます。
左のような丸い変換ノードが多いですが、integer, float の場合は四角い変換ノード。
「まぁ、見た目は違うけど他と同じように文字列にしてくれるんだろう」くらいに思っている方も多いと思います。
その通りではあるのですがこのノードは他の変換ノードと違い、変換後の文字列を制御できるオプションがあります。
プルダウンを開くと色々出てきます。今回はこちらの機能を紹介します。
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Integer
Use Grouping
3桁ごとにカンマ(,)が入るようになります。
これはデフォルトで有効になっているので必要ない場合はノードのプルダウンを開いてチェックを外す必要があります。
Integral Digits
最小文字数と最大文字数を決められます。
デフォルトでは最小が 1、最大が 324 に設定されています。
最小文字数より文字数が少ない場合は0埋めされます。(これがすごい便利)
逆に最大文字数より文字数が多い場合は左から削られていきます。
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Float
基本的に Integer と同じです。Integer では無い項目だけ紹介していきます。
Fractional Digits
ノードの下の方の項目ですが、先に紹介します。
最小値、最大値を決めて、小数点第何位で丸めるかの設定をします。
Rounding Mode
端数処理(数値を丸める処理)を設定します。
モード | 説明 |
---|---|
Half to Even | 偶数に近い値に丸めます。 1.5 → 2 0.5 → 0 0.6 → 1 |
Half from Zero | 0から遠い値に丸めます。 0.5 → 1 -0.5 → -1 0.4 → 0 |
Half to Zero | 0に近い値に丸めます。 0.5 → 0 -0.5 → 0 0.6 → 1 |
From Zero | 0より遠い絶対値に丸めます。 0.1 → 1 -0.1 → -1 |
To Zero | 0に近い絶対値に丸めます。 1.9 → 2 -1.9 → -1 |
To NegativeInfinity | 切り捨て 0.9 → 0 -0.1 → -1 |
To PositiveInfinity | 切り上げ 0.1 → 1 -0.9 → 0 |
String型に変換する場合も一度Text型に変換してからString型に変換するのも良い手段かと思います。
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